OpenOffice.org

日経BPにて、4月15日に行われたアンケートについて【結果発表】OpenOffice.orgStarSuiteMS Officeを代替できるか、が発表された。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050502/160384/index.shtml
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回答者数が667人で、書き込みはどうしてもOOoの賛同者が多いだろうから、一般の結果とは違うが、それでも条件付きも含め76.6%が「業務用途でMS Officeの代替は可能」と答え、かつ業務用途には難しい、と回答された中にも多数現状のMS-Officeに否定的な意見があったのは面白かった。
個人的には、私の投稿がほとんどカットされずに載っていたのが嬉しかったが。

確かにMS-Officeは高機能だが、だからといって1台あたり6万円以上(Access含む)を全てのユーザーが求めているとは思えない。例えば私の職場では、MSでないと使えない機能は、まず使っていない。

NGの理由に、VBが使えない、というのがあったが、これも現状資産を生かせば、ということであって、OOoにも強力なBasicスクリプトがある。
また、記事の全体としてはMS-Officeの互換品として使う、という色調だが、ユーザーはべつに互換品としてではなくPCのツールとしてどちらを選ぶか、コストとパフォーマンスを比べるだけだろう。
少なくとも現状では選択肢すらないのが、大きな選択肢が出来た、というのは大きいことだと思う。既にVBや大きな資産を持っている企業はMSを使えばよい。ただ、VBすらOffice、Windowsのバージョンが変われば動作が変わって書き直しが必要になる。
それを考えれば、今後上位互換が望めるOpenOffice.orgに変更するのと、本当はどっちが安いのだろうか?