JR西日本

日勤教育」なる単語がしばらく流行りそうだ。
オーバーランや時間が遅れる。運転手は缶詰にされて「教育」を受ける。これで事故やトラブルが減れば世話はない。しかし原因が明確にならないまま、精神教育だけでは本質的な事故が減るはずがない。旧日本軍の教育を見るようだ。精神論ばかり振りかざし、言葉で何とか言いつくろう。
確かにこのやり方なら、上は安心だ。「しっかり教育を行った」「運転士が適応出来なかった」実績も記録も残る。責任は現場にしてしまえばいい。上層部の無責任ぶりは、まさに旧日本軍と一致する。負けたのは(事故が起きるのは)兵士(運転士)の緊張感と気迫がないためだ、と言うことのようだ。戦車に銃剣で、飛行機に竹槍で戦わされたのではかなわない。