郵政民営化

郵政民営化がいよいよかびすましい。
民営化反対の先生方のご意見は、一見ごもっともそうだ。地方のサービスが切り捨てられる。重要なサービスだ等々。
小泉首相を初めとして反論意見も色々あるのだが、どうも今ひとつはっきりしない。
個人的にはもはや小泉さんにも愛想はつきているが、郵政については一言。
かつての国鉄電電公社、今はどうだろう。
JRは確かに地方路線の切り捨ては行ったが、それを負って余りあるのは営業の黒字化だろう。もしあのまま国鉄を続けていたら、今は何百兆円の赤字になって、税金投入が行われていたか分かったものではない。(もちろん新幹線というお荷物は、政治のおかげで増えているのだが・・・これはJRの責任ではない。)
今の第三セクターに大量に今後資金導入したとしても、国鉄に比べれば1〜2桁少なくて済みそうだ。

また、電電公社時代、地方と東京の間の電話料金は3分間400円だった。今は標準料金でも80円。私の場合は7.1円で、IP電話の条件によっては無料。これはNTTになって会社間の競争がなければ、全くあり得ないことだった。
グローバルサービスは大切だが、税金を投入するのであれば、不足な分だけ税金投入した方が、よほど効率的だと思うのだが。
ま、実際に反対している人たちが守っている権益は別にあるのだから仕方はないが。