Linuxデスクトップ

Linuxをデスクトップに、と叫んでも、企業の中で実行することは難しい。
Novell社内のLinuxデスクトップへの移行がなぜ画期的なのか - ITmedia エンタープライズ
流石ノベル、という感じもする。目標を50%、80%と段階的に定め、失敗をLinux導入への問題、と考え改善を果たしていったのはQCの手法にも似てなるほど、と感じる。
パソコン本体が3万円で購入出来る今、OSに2万円(業務ではHomeEditionは使えない)かけるのは流石にもったいない。もっともノベルも自社だから可能なのであって、ライセンス12800円は決して安くはない。ただし、企業内で稼働するPC台数あたり、であればPCのリプレースが容易になり、コストパフォーマンスも発生する。Windowsと違いプリインストではないので、実際に利用されるライセンスとしては台数あたりになるのではないか・・・とは思うが。

職場では現在60台代のクライアントが存在するが、だいたい3〜4年でリプレースが必要になり、利用頻度が低いPCでもOSの再インストールが必要となる。今のところは4年前のPCをリインストールして、台数をしばらく増やす必要があるのでライセンスは増加する一方だが、多くても90台あたりで頭打ちになりそうなので、ライセンス料を気にするほどではないのだが・・・

といいつつ、今回院内マニュアル作成の手順書において、ワープロの標準書式をOpenOffice形式にすることを密かに画策しようとと考えている。